日本はそろそろ梅雨に入るころでしょうか?
最近、火山の噴火や地震などで不安な日々が続いていると思います。
実は韓国でも一つ大きな騒動がありました。
それは「MERS(マーズ)」の感染です。
韓国語読みでは「메르스(メルス)」と言います。
1次感染から2次感染、そして3次感染まで広まってしまいました。
現在、死亡者が2名となっており、緊張が走っています。
自然災害、病原菌、いろいろな事が起きていますが、くれぐれもお気をつけ下さい。
さて、今回新しいカテゴリーを作りました。
私が韓国語教師として実際にレッスンで使っている資料や参考にしている書籍、
そして韓国語教育の専門書を少しずつご紹介していこうと思います。
今後、韓国語教師を目指す方や、現在韓国語を教えているけれど資料や参考書籍に困っているという
方々のお役に立てればと思います。
ネイティヴの韓国語教師であっても必ず1〜2冊は持っているはず。
持っていなければならないと言った方がいいかもしれません。
それは「文法辞典」です。
この文法にはどんな意味があり、どのようなニュアンスで使い、
結合時にはどのような注意点が必要なのかなど詳しく書いている辞書です。
いくつか文法辞書が出ているのですが、私が使っているのはこちらです。
★ 「한국어 학습 전문가용 어미・조사사전」 - 이희자・이종희 / 한국문화사
[韓国語学習専門家用 語尾・助詞辞典 - イ・ヒジャ、イ・ジョンヒ / 韓国文化社]
この「からし色」の辞典は専門家用、いわゆる教師が使うものとして出版されています。
語尾と助詞だけでなく語尾・助詞とともに依存名詞、また補助用言などが集録されてされていて
意味や使用方法、用例などが載っています。
私の手放せない1冊です。
中はこのようにいたってシンプル!
青い帯がかかっている部分が「語尾・助詞(文法)」の標題語になっており
その下には説明や用例が載っています。
実はこちらシリーズになっていて、この専門家用が一番最後に出版されました。
その他のシリーズはこちら↓
青い方は「韓国語学習<初級用>」(15000ウォン)
赤い方は「韓国語学習<学習者用>」です(30000ウォン)
初級用は標題語が約300ほどで、
学習者用は標題語が約900ほど集録されています。
おそらく韓国語での記載、もしくは英語で少し記載されていると思うのですが
ある程度韓国語が分かる方なら十分に把握できるのではと思います。
私が持っているのは上記の辞典ですが、他にも文法辞典が出版されています。
二つほどご紹介いたしますね。^^
★ 「외국인을 위한 한국어 문법 1/2」 - 국립국어원 / 커뮤니케이션북스
[外国人のための韓国語文法1/2 - 国立国語院 / コミュニケーションブックス]
1は体系編(35000ウォン)で、外国人が韓国語で意思疎通をするときに、
必ず必要な文法だけを選定し簡単な用語で説明をしています。
他の国と比較して書かれているのですが、
韓国語学習用の語彙を具体的な状況でどのように使用するのかを中心に書かれています。
2は用法編(45000ウォン)として出版されています。
この用法編は結構な数が集録されていて、私自身も購入を検討しています。
主標題語が900個、副標題語が500個の用法を具体的に説明しているのですが、
状況によって形と用法がかわる韓国語の助詞と語尾を分かりやすく説明しています。
活用例も載っているのでしっかりと今後使用可能性があるなら、こちらをお勧めします。
★ 「외국어로서의 한국어 문법 사전」 - 백봉자 / 하우출판사
[外国語としての韓国語文法辞典 - ペク・ボンジャ / ハウ出版社]
こちらは韓国語教育の現場で重要な文法として扱われている韓国語文法の主に集録されていて
外国人学習者が特に難しいと感じる文法を中心に説明しているという事です。
(24000ウォン)
文法を学習しながら用法が分からなくなったり、
どのように活用し、どういう意味なのか分からなくなった場合、
この文法辞典1冊あれば助かるという「必須アイテム」なのです。
特に韓国語教師として今後活動したい方には、
1冊持っていても無駄ではないとお伝えしたいです。
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