2015/04/05

韓国語教育の「理解教育」と「表現教育」。韓国語の教材を選ぶ。

안녕하세요?^^
私が住んでいる地域では2〜3日雨が続くようです。
引っ越しの準備を着々と進めてはいるのですが、脱線が多くて困っています。^^;
思い入れのある物が出てくると、その度に手を止めて回想して・・・・・
三歩進んで二歩下がる・・・という感じです。


さてさて今日の本題は「理解教育」と「表現教育」です。
韓国語教育において「統合教育」と言われる物があるのですが、
主に大学付属の語学院ではこの教育形態を取っています。

韓国語教育を専攻している時の教材なのですが、
この「理解教育」と「表現教育」についての書籍です。
















では「統合教育」何かというと
ー 「듣기(リスニング)」
ー 「읽기(リーディング)」
ー 「쓰기(ライティング)」
ー 「말하기(スピーキング)」
(そして【+韓国文化学習】をいれる場合が多いです。)

この4つないし5つを領域をバランスよく取り入れて学習するのです。
ですので出版が大学の場合、教材も統合教材の場合が多いのです。



実はこの4つの領域はそれぞれ「理解」と「表現」に分ける事が出来ます。

「듣기(リスニング)」
「읽기(リーディング)」
⇒ 「理解教育」

「쓰기(ライティング)」
「말하기(スピーキング)」
 「表現教育」

となります。簡単に説明すると以下の通りです。


「理解教育」は。。。
聞き取ったり、読み取った内容を言葉の表面だけではなく、
その裏に含まれている意味や場面・状況などでニュアンスが変わってしまう部分までをも
理解する能力を向上させるというものです。

「表現教育」は。。。
韓国語学習者が韓国語を使用し作文ををしたり発話をし自分の意志や感情などを
表現する能力を向上させるというものです。
ただこの書き取りと話す事は少し異なる特性があるのですが、
書き取りは「文語体」であり、話す事は「口語体」が中心になってくるという点です。


どちらが重要なのかは言うまでもありません。
どちらも重要で大切なのです。


たとえばどちらかに偏った学習をしてしまうと、
【会話が出来ない・聞き取りが出来きない】というような状況になってしまいます。
韓国語の本をたくさん読み、内容を把握する力はついているけれど、
なぜか実際に会話をする時には知っていて理解している単語や文法、表現を使えない
という事も多々ある例の中の一つです。
ですので私としてはどちらの教育もバランスよく学習する必要があると考えています。
ただ・・・そう簡単ではないですよね。
むしろヘタにあれこれしてしまうと、結局何も身に付かなかった・・・何て事も・・・。
なので少し注意が必要でもあります。



ただちょっとしたTIPはあります。


  • 皆さんが持っている韓国語の教材はどちらに当てはまっていますか?
  • 表現教育だけの教材、もしくは理解教育だけの教材になってはいませんか?


最近では日本にも韓国語の教材が多数販売されています。
今までとりあえず「カラー」で「かわいく」て「読みやすそう」な教材を選んでいらっしゃったなら
ここにもう少しプラスしてみて下さい。


  • その教材は4領域を対象にしていますか?
  • もし「表現だけ」や「理解だけ」なのであれば、
    強化出来る教材を探してみるのも良いのではと思います。
  • 例文はたくさん記載されていますか?
  • 詰め込み過ぎの教材ではありませんか?

などぜひご自身の教材を見直してみて下さい。^^



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