2015/03/20

韓国語能力試験Ⅱ(TOPIK)の「쓰기」のポイント☆

안녕하세요.^^
もうすぐ春がやってきますね。
韓国でもやはり2月〜4月にかけて引っ越しの季節でして
よく引っ越しのトラックを見かけます。

実は3月22日に韓国で、この韓国語能力試験が実施されるのです。
なので今日は「 TOPIK」すなわち韓国語能力試験の「쓰기」の領域のポイントについて
簡単にですが書いていこうと思います。

第35回から韓国語能力試験の体系が変わり、初級・中級・高級の3つに分かれていた試験が、なんと「初級」と「中級・高級」の二つに分かれてしまいました。初級は「韓国語能力試験Ⅰ」、そして中級・高級を一つにしたレベルが「韓国語能力試験Ⅱ」となっています。

以前の体系では初級でも作文する箇所があったのですが、
現在の体系では中級・高級のみ長い作文の箇所があります。
この点では初級の方々には負担が減りました。

が、問題は「中級」。
高級(上級)と一緒になってしまった為に全体的に少し難しくなったと感じられるかと思います。
特に600字〜700字の作文では安全に中級の語彙や文法を使うより、
少し間違ってでも高級の語彙や文法を使う方が点数が取れるのではないかと言われています。

なので語彙や文法を幅広く習得しておく必要がありますし、
何より表現を豊富にしておく事が大切になってきます。



では具体的にどのような点に気をつけると良いかという事をご紹介いたしますね。

まず「쓰기」がどうして難しいのかというと、
自分の考え・意志・意見・感情などを適切な語彙・文法を使い表現する必要があるからです。
すなわち、語彙力・文法力・文章の構成能力・文章の表現能力などが必要となるからなのです。
そしてそれだけではなく「맞춤법」と言われる綴りや分かち書きの「正書法」が意外と落とし穴なのです。

ー語彙力
ー文法力
ー構成能力
ー表現能力
ー正書法
この5つは韓国語能力試験にかかわらず能力を伸ばしておくと、特に韓国で就職を希望している方や
進学を考えている方には有利になってきます。


そして次に把握しておかなければならない内容としては新しい体系の「쓰기」問題の出題形式です。
1〜2番は内容の流れにあった文章を書く内容が中心になり、
3〜4番は日常生活と関連がある内容を書く問題と論理的に書く問題が出ます。

採点時に主に見る点は次の通りです。
ー内容の語彙と文法の使用レベル
ー文章の構成のレベル
これは語彙や単語を単純に覚えるだけではなく、
何度も文章を書き、練習する必要があります。




では具体的に問題の形式を見て行きましょう。
[韓国語能力試験Ⅱ]の쓰기についてです。




<1>文章を構成する

※다음을 읽고 [ㄱ]와 [ㄴ]에 들어갈 말을 각각 한 문장으로 쓰십시오.(第36回より)
김영미 교수님께
안녕하세요? 한국어과 3학년 제니입니다.
이번 주 금요일에 뵙기로ㅠ 한 것 때문에 연락 드렸습니다.
그런데 (                         [ㄱ]                           ).          
정말 죄송합니다.                                                        
혹시 (                         [ㄴ]                           )?            
답장 주시면 감사하겠습니다.                                        
                                                         제니 올림             


 このようにぞれぞれ[ㄱ]와 [ㄴ]に適切に当てはまる文章を書く問題です。
このタイプの問題でのポイントを大きく6つにまとめてみました。
①文章全体の流れを把握し、(  )の前後の 内容を把握する事。
②(  )の前の接続語をしっかりと確認し繋がりを自然にする事。
③文脈にあった内容である事。
④正書法を確実にする事。
⑤正解であっても初級レベルの語彙・文法を使用すると減点要素になる。
⑥会話文であるため述語は「ㅂ니다/습니다」で統一する事。
(口語で無いときは基本的に「ㄴ다/는다」を使用する。)







<2>段落を構成する

※최근 한국 사회에서는 1인 가구가 계속 증각하고 있습니다. 다음 자료를 참고하여 1인 가구 증가의 원인과 현황을 설명하는 글을 200~300자로 쓰십시오.(第36回より) 










このタイプの問題のポイントを6つにまとめてみました。
①提示された情報を文章で解きながら書き、自分の意見を付ける。
②「導入ー展開ーまとめ」のように起承転結が必要。
③文章を書きながら内容が転換する時には段落を帰る事。
④助詞を省略せずきちんと書く事。
⑤口語体ではなく文語体で書く事。
⑥問題の主題と関係ない内容を書くと減点になる事がある。

特に資料として提示された内容を把握し文章で書いて行く練習が必要となります。
資料を確認し、書く前に「書き始め・展開・まとめ」を簡単にまとめてから書き始めるといいですよ!








<2>内容を構成する

※다음을 주제로 하여 자신의 생각을 600~700자로 쓰십시오.(第36回より)


この作文の問題は「쓰기」のオオトリ!!きっと一番、神経を使う部分でもありますよね。><
この問題はポイントもあるのですが、それ以上にたくさん書いて練習する事が
何より一番大切だと言えます。
簡単ですがポイントもまとめてみました。
①述語は口語体[ㅂ니다/습니다/-아/어/여요]ではなく[-ㄴ다/-는다]を使用する事。
②高級レベルの語彙・文法・表現を使用する事が必要。
③内容を確認し求められている事を全て含み書いて行かなければならない。
④「導入ー展開ーまとめ」のように起承転結が必要。
⑤社会的内容が込められた内容が多い事、内容に対して自分の意見を論理的に書く事。
→練習の時に新聞などを読んで自分の意見を書く練習もしておくといいですよ!




中級レベルや高級レベルの単語・文法をひたすら覚えて行く事に対して否定はしませんが、
能力試験は語彙力・文法力だけではなく、語彙や文法を使い、いかに表現をし自分の意見を述べるのか、
論理的に書いて行くのか、文脈が自然なのか、段落は的確に変えているかなどなどが必要になってきます。
普段から韓国語で文章を書く練習、感想文や意見を起承転結をつけて買う練習をする事をお勧めします。

。。。と簡単ですが韓国語能力試験Ⅱ(TOPIK)の「쓰기」のポイント☆
ということでまとめてみました。




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