2015/06/21

韓国語の教授法。(メリット・デメリット)

안녕하세요?^^
今日も韓国語で一言何か使っていらっしゃいますか?
何でもいいので一言韓国語を口から出す!というのを目標に
一日一善のように一日一韓国語というのはいかがでしょうか?(人´∀`)

私、口癖があるんですが「아이고」、「어머」、「있잖아요」、とても頻繁に使ってるようで
自分でもびっくりです。
みなさんの韓国語での口癖ってありますか?^^


さてさて、今日は「韓国語の教授法」についてかいていこうと思います。
韓国語の教授法は大きく二つに分けることができます。
一つは「直接教授法」、そしてもう一つは「間接教授法」と言います。

「直接教授法」は目標である韓国語だけを使い教育していく方法で、
「間接教授方」は目標である韓国語を他の言語を媒体として教える教育方法なのです。
⇒ すなわち授業全体を韓国語で行うか、日本人学習者であれば「日本語」を媒体として
韓国語の授業を教えるかの違いとなります。

今日はそれぞれの教授法の長所と短所について詳しく書いていきます。

1. 「直接教授法」

直接教授法の長所は何と言っても「韓国語に触れる機会が多い」という点です。
特に日本で韓国語教育をする場合、韓国語に触れる機会が限られてくるため、
この直接教授法を使うことにより、韓国語に触れる機会を増やすことができます。

また日本語ではなく韓国語で学習することで「韓国語を習っている」という自信につながり
また学習の欲求を刺激し、学習者の動機付与に役立ちます。

しかし短所ももちろんあるのです。
認知能力が不足している場合、学習者は難しいと感じてしまいます。
特に初級の時に直接教授法を使い、学習者の習得速度を考えず進んでしまうと
「難しい」と感じるものが山積みになり、韓国語学習への興味を失ってしまうことになります。

またその問題点を回避するために、学習者がより簡単に習得できるように資料を準備したり
教師の絶え間ない研究努力が必要となります。

現在、初級の学習者が初級を終え中級にあがると、
恐らくこの直接教授法では物足りなさを感じてくる学習者もいます。
ですので様子を見ながら直接教授法を取り入れていく方法も選択肢として入れておくといいでしょう。



2. 「間接教授法」

間接教授法の長所ではやはり「はやく・簡単に理解ができる」ことではないでしょうか。
やはり学習者の母国語を媒体として韓国語を学習すると、特に「意味を理解」する時にスムーズです。
また媒体の言語を使うことによって絵や資料などの準備が直接教授法よりも
費やす時間は断然少なくなります。

しかしこちらの教授法にも短所があります。
学習者の母国語を使い学習を進めていくと、その媒体の言語への依存が高まります。
そのため自発的に学習能力が低下してしまうという問題が発生します。
また媒体の言語を使うとその分韓国語にふれる時間が少なくなるため、
韓国語の実力向上の速度がゆっくりなのです。

また韓国人の 教師の方の場合、「学習者の母国語」の実力不足により
学習者が「先生も私の国の言葉が上手じゃないのに私たちにここまでやらせるの?」という
疑問を持ち始めてしまう可能性があるため注意が必要なのです。

そして本来の韓国語のニュアンスを見落としがちになります。
1対1で対応しない単語や表現が存在した場合、
例文や表現などを使い意味を理解していくのですが、
むりやり媒体の言葉に結びつけようとしてしまい、本来の意味を喪失してしまう恐れがあります。


以上のようにどちらの教授法にも長所と短所があるわけなのですが、
私が語学堂を通っていた時は100%韓国語での授業でした。
たまに日本語ができる先生がいらっしゃったのですが、
日本語は使わず韓国語のみでの授業をしていらっしゃました。
そして教室で母国語を使うと罰金制度を作っていました。
(100ウォン、200ウォンくらい)

思った以上に外国語学習は環境の影響を受けやすいのです。
ですので、私もいつも悩みます。
今のところ初級では基本、日本語で授業をし習った部分は韓国語で伝えています。
また中級・高級の場合はほぼ韓国語オンリーで授業を行っています。

もちろん説明の時にどうしても必要な時には日本語を使っています。
また難しいと感じている部分を無理やり韓国語にしてしまい
さらに混乱を招いてしまいそうな時は、日本語で授業をしています。

比較を楽しく感じる生徒さんもいらっしゃるので
その部分は生徒さん方と相談し決めていくのもいいかもしれませんね。ヾ(●・ω・●)ノ

今日はここまでです。
素敵な1週間をお過ごしください♫




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