2015/05/18

韓国語と日本語、1対1で対応する言葉に注意。

안녕하세요?^^
1週間がとても早く感じますね!

韓国に引っ越してきてかれこれ1ヶ月が経とうとしています。
私は韓国でも地方の方に住んでいたのですが、このたびソウルに引っ越してきました。
十何年、韓国に住んでいますがやはり地方と都会ではまた違った雰囲気で、
ちょっとしたカルチャーショックを感じています。^^;



韓国語の単語や文法を学習されるとき、
意味を知るために母国語である「日本語」を通して確認します。
辞書で引いたり、ネットで調べたりする訳なのですが、
時々、引いた日本語のいみではしっくりこない場合もあるかと思います。
また辞書で引いた単語を使ったのだけど、相手に伝わらなかったということも
経験されていらっしゃる方がいらっしゃるのではないでしょうか?

実は「韓国語→日本語」の辞書もやはり少し気をつけなければなりません。
国語辞典とは違い、外国語を違う言語に当てはめるわけですから、
意味だけではなくニュアンスなど気をつけなければなりません。

多くの方々は「この単語の意味を日本語にするとこの意味だ!」というように
かならず1対1で対応する単語を探します。
が!国ごとに文化や表現が違うため1対1では対応しないものも存在するのです。
そのため辞書が100%絶対だと言い切れないのです。


例えば「사과」という単語、日本語にすると「りんご」という単語です。
これは1対1で対応する単語なのですが、
このように1対1で対応しない単語もたくさんあるのです。

「言葉は必1対1で対応するとは限らない」
これを必ず頭の片隅に置いておく必要があります。


初級単語では名詞や基本の動詞・形容詞が多いため対応する日本語の意味を探しやすいのですが、中級、高級(上級)にレベルがあがっていくにつれ、この1対1で対応する意味を探すということに注意が必要になってきます。そのため意味やニュアンスを把握するためにたくさんの例文を参考にします。

また「慣用表現」といわれるものに関しては、さらに1対1では対応しないことが多いため、
しっかり本来の単語の意味と、慣用表現となったときに意味しているものを把握しなければなりません。

【例】
- 손이 크다
単語のみの意味だと「手」と「大きい」になります。
しかしこれは慣用表現になるので、ただ「手が大きい」の意味になるではありません。
「気前がいい」という意味になるのです。[※他意味あり、省略。]


中級から高級にあがる方々にお勧めしたい練習方法が、
韓国語の単語や慣用表現を「韓国語で説明する」ことです。
「손이 크다」の場合「씀씀이가 크다」などと言い換えることができます。

韓国語を韓国語で説明するために必要な単語がわからなければ、
また辞書を引きながら意味を調べるためたくさんの単語に触れることになります。
普段使わない単語なども出てくると思いますので、この時に一緒に覚えるといいですよ★^^
また文法に関してはできるだけ多くの例文に触れ、実際に作文をしてみることがおすすめです。

また1対1で対応する単語であっても、韓国語で説明する練習をすると説明力や文章力も向上していきますので、ぜひお試しくださいね♪





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