2015/05/26

気をつけなければ行けない言葉。

안녕하세요?^^
今日はとても暑く大邱は最高気温が35度といっていました。
しかも일교차がひどく、夜になると少し肌寒いです。
韓国に旅行にこられる方、薄くても羽織るものが必要かもしれません。
皆さんも体調にはお気をつけ下さい。



韓国への留学生活の中でやはり多くの人が「비속어(卑俗語)」というものに触れることになります。
といいますか、どうして外国語って「良くない言葉」から覚えて行くのでしょうか?
(少なくとも私の周りでは・・・ㅠㅠ)


皆さんの周りに、外国の方はいらっしゃいますか?
その外国の友人に「バカ」や「シネ」という言葉を教えた事、
もしくはその友人から聞いた事はあるでしょうか?

私は語学学校に通っている頃、とある国の学習者と同じクラスでした。
同じクラスだったもう一人の日本人男子が彼に「バカ・シネ」という言葉を教えていたのです。
もうおったまげました。
彼は楽しいのか、すぐにその言葉を覚えやたらとその言葉を使うようになりました。
最初は周りもニコニコ、「どうしてそんな言葉しってるの?」と言っていましたが
時と場合何も考えず、ずっとその言葉を使っていた彼は、とうとうトラブルが・・・。



「気をつけなければならない言葉」とはたくさんありますよね。
言葉を使う側ももちろんなのですが、教える側も気をつけなければならない点があります。
特に「비속어(卑俗語)」といわれる物に対して韓国語教師として「どこまで教えていいのか」という問題が
いつもつきまとってきます。

「意味を知らずに使っている」状態にする事が危険である事、かといって教える事により使用許可を得たと勘違いしてしまう韓国語学習者、この判断は今でも迷ってしまいます。もちろん現在、教えたりはしていません。「危険な言葉がある」という事をさらっと伝える程度に止めています。



とある韓国の番組でこの「비속어(卑俗語)」について問題視している内容がありました。
最近では中高生・高校生の間でも「비속어(卑俗語)」の使用頻度が高く、友達同士での会話で비속어抜きでの会話が成り立たない程でした。


비속어(卑俗語)の中でも気をつけなければならないのが「욕」と言われるものです。
最近は留学生の中でもどこで覚えたのか、ひどい「욕」を使いながら会話をしている方たちがいらっしゃいます。お友人からでしょうか、お付き合いしている恋人からでしょうか、それとも先生からでしょうか。

「考える事」なくこの「욕」を使っているように思います。
まるで「感嘆詞」のようにです。
そんなに格好いいものでしょうか?聞き心地がいいものなのでしょうか?

全く自分と関係のない通りすがりの人が聞いて、勘違いするとトラブルの元にり得るのが「욕」と思っていただいても結構です。感嘆詞として使うにはリスクが高い言葉だという事を理解していただければと思います。

また「욕」を発するあなた。
そうあなたです!!
あなたに出会う多くの外国の方々は「○○さん」としてではなく「日本人」として出会うのです。
いわば日本人代表にもなり得ます。(大げさかもしれませんが。)
慣れ親しんだ友達同士ならまだいいかもしれません。
が!時と場合、場所を考えずこの「욕」を発する事だけはぜひ控えましょう。
特に恋人の両親の前や教授・先生の前で、
いつもの癖で「욕」が出てきてしまった日には覚悟をしましょう。^^



特に韓国語学習者の方にあまり使ってほしくない理由がいくつかあります。

①まず「욕」の場合、どのような意味を包括しているのか知らずに使ってしまうという点。
②「욕」はかなりの確率で「口癖」になります。
③「비속어(卑俗語)」というのは色んな状況を一言でまとめてくくってしまう為、「語彙力」がのびなくなる事もあり得る。

★怒る⇒感情に任せて「욕」
★怒る⇒感情・意思を相手に伝える必要あり⇒伝えるために考える⇒言葉に発する
「비속어(卑俗語)」によって韓国語で考えその他の表現を使う過程がなくなってしまいます。


日本でも「口が汚い」・「言葉が汚い」というのは、線引きをしても友達同士までではないでしょうか。
いい年頃の若者や社会人がむやみやたらに、吐き捨てるように汚い言葉は韓国でも同じく見ていて素敵なものではありません。
激しい「욕」よりも、言葉巧みにユーモアやセンスにあふれた表現の方が魅力的です。

口癖になる前に「욕」を控えてみるのはいかがでしょうか?








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